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Yuri's murmur

yurimurmu.exblog.jp

にっぽん

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お酉さまへ。
私たち夫婦はじめ家族が皆、御勤め人なしの自営業
育った環境も商家
ということで、お酉さま詣でと熊手を買うことは恒例行事
今年は天皇陛下在位20年記念、丸の内界隈は提灯行列の人で賑わっていました
お酉さまも行列も整然としていて、昔は弩号、罵声あるいは歓喜の声が行きかっていたような
日本人っておとなしくなっていますね
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さて、潤さん夫婦、りなさん今年は一段と大きな熊手を買い求め
来年の商売繁盛祈念してました
一つのけじめ、一つのスタート、また頑張ろうという気持大切ですね
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先日、川村美術館に行った際求めた柿渋の花入れ
本当は柿渋のつづら行李が欲しいのですが
きっと、高価でしょうね
これを製作したおじいさんが可愛くって、ついつい
後藤義男さんって言う方で今83歳、60年柿渋工芸なさっているのだそうです
本業は成田山門前のおまんじゅうやさんですって
コーデュロイのパンツにオレンジのエルボパットのついたセーター着てらしておしゃれ

後藤さんは
東京美術学校を卒業され
油絵をなさっていたのですが
10年ほど前に大病をされ、それからは道ばたに咲く
野草を描くようになったと伺いました。
色紙に面相筆と水彩で描かれた素朴な草花は
そのまま図鑑として役立ちます。
後藤さんは、余技で柿渋工芸もなさっています。
和紙を芯にして、柿渋を何十回も塗り重ねる丁寧な仕事です。
ご自身の作品を飾る色紙掛けも作られます。
年月を経ると、さらにいい色になるそうです。
実直に仕上げられたワイン籠・銘々皿・吊り花籠・炭入れなどの
柿渋工芸品は販売もしています。

にっぽん\(^o^)/
by yuri-murmur | 2009-11-15 16:07
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